声のケアについて           

私達は声で感情、意志、気分を表現することができます。それは私達の生活にとって絶対必要ですが実際にはあまり声帯に気を使うことはありません。そのため声が不調になることがあります。

声の不調はその人の声の質や、ピッチ、大きさが同年代、同性、同文化、同じ地方にいる人と異なる時に起こっていると考えられます。声の不調は誰にでも起こり、声をよく出す人に起こり易いです。

声の不調を治すには声に対してもっと気をつかわなくてはならないと自分で考える事が必要です。教師やセールス等声が仕事に必要な人は声の不調が続かない様に様に常に気を使っています。

声の不調の原因
?全身的な病気(例えば薬の影響、内分泌疾患や感染症)
?声の使用による不調(例えば、声を出すのに使われる筋肉の緊張、声帯の疲れ、声の乱用や誤用)
?肺機能が悪い
?構造的な異常(例えば、声帯ポリープ、先天的な気道の異常)
?神経学的な状態(例えば、末梢神経障害、パーキンソン病や脳卒中など)
?外科的なトラブル(例えば、頭部や頸部の手術によるもの)

良い声を維持するためには、するべきことと、すべきでない事があります。

?習慣的な咳やせき払いをする変わりに、水分をちょこちょこ取ったり、ゆっくり飲み込んだり、あくびをしたりして、喉の力を抜くようにし下さい。
?注意を引くために習慣的に怒鳴る変わりに、声以外の方法に変えて下さい。
?遠く離れた人と長時間話すことは止めて、喉をあまり使わなくても良い様に近くまでいって話すようにして下さい。
?周りが騒々しい所では、もし可能であれば、騒音を小さくして、相手に出来るだけ近付いて下さい。
?息を止めたり、早く話過ぎたり、低すぎる声で話したりするような事は止めて、これらの悪習に気付いてしないようにして下さい。
?運動をしながら話す事はやめて、運動の後で話して下さい。フィットネスの先生はマイクや声以外の方法で生徒に指示するようにして下さい。
?低すぎる声を使わず、声のトーンが落ちない様にして、声が単調にならないようにして下さい。話す時はピッチを変えて、声に張りをもたせましょう。
?息がきれても話続けるようなことは止めて、ゆっくりと話して息継ぎをするためにひと休みして少し水を飲む様にして下さい。
?声に頼らず、まる一日声を休ませて下さい。
?緊張している時に声を使い過ぎない様にして下さい。声の緊張や疲れ乾燥に早く気付いて悪化しないようにして下さい。
?声がしゃがれたり、変化したら無視することなく、医師に相談して下さい。
?たばこの煙や空気が汚れている所は避けて下さい。
?喉を乾燥させないで下さい。喉を潤すために、たくさんの水を飲み、砂糖なしのキャンディを舐めるようにして下さい。
?胃に問題がある時(胃痛や胸焼け)はアドバイスや治療を受けて下さい。どうしてかと言うと、逆流した胃酸が喉の敏感な部分に炎症を起こし、声の障害を起こすからです。
?また蓄膿症や鼻のアレルギーがあれば治すことをお勧めします。

良い声はあなたの言葉のニュアンスに非常に重要ですから。

(翻訳 日本人会診療所 吉田泰司)



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