出産後のうつ病


質問 「子供が誕生する事をとても楽しみにしてましたが、出産後気分が思わしくありません。理由はわかりません.なぜ、誕生の喜びを感じないのでしょう。」

回答  この症状から考えられるのは「うつ病」です。

質問 出産後に「うつ病」に罹る人は多いですか。

回答 とても多いです。

質問 症状はどのようなものでしょうか。

回答 以下に書かれている症状を伴います。

うつ病状態

気分が優れず落ち込んだ状態が続きます。

短気

欝の状態がおきると大抵は夫に苛立ったりします。または時々子供や赤ちゃんにも苛立ちを感じることもあります。

疲労

疲労を感じ、どこか体の具合が悪いのではないかと思い込みます。

不眠

やっと就寝できると思いベッドに入ってもなかなか眠れず、また、眠ったとしても朝早く目が覚めたりする事があります。

食欲不振

食欲不振になります。この結果苛立ちが起きたり、体が衰弱したりします。

過食

過食になり、太っていく事に罪や不快感を感じてきます。

快楽消失

以前楽しかった事、又は興味を持っていた事に対して喜びを感じなくなります。特に性交時にこのような症状に気づく事があるかもしれません。このことによって、夫との関係にヒビが入る事になるかもしれません。

無気力

どんなことにも気力がわいてきません。

不安症

赤ちゃんと側に居ないと心配で、赤ちゃんが病気ではないかと疑ったり、又はちゃんと扱われていないと、とても心配になり不安な気持ちに掻き立てられます。

「うつ病」の状態の時には、母親が自分の子供に怪我をさせたり、死亡させたりするケースもまれにあります。母親はとても気がめいった状態になり、自分の子供を悪魔の子と勘違いしてしまうからです。

質問 殆どの女性が出産後にこのような症状を持つのでしようか。

回答 出産後3日〜4日した後、約半数の女性が涙もろくなったり、元気がなくなったり又は自分自身に自信が持てなくなったりします。これらの症状は1週間位で回復されますが、悪化して行く場合もあります。

質問 いつ「出産後のうつ病」は現れてくるのでしょうか。

回答 大抵は出産後1ヶ月以内に現れます。まれに、6カ月後に現れるケースもあります。

質問  どのような人が「出産後のうつ病」に罹りやすいですか。

回答

1)過去に「うつ病」の病があった方

2)配偶者の支えがない方

3)精神的にまだ、幼なかったり、赤ちゃんが授かる事に不安がある方

4)幼児期に母親を亡くした経験のある方

5)不幸が重なって思い悩んだ方、例:愛する人との死別、夫が無職になったり、お金の悩み等

また、「出産後のうつ病」はホルモンバランスが崩れる事によってが起きる原因とも考えられていますので、以上の原因がない方でも「出産後のうつ病」に悩まされる多くの女性がいます。


質問  「出産後うつ病」に対処するにはどうしたらいいですか。

回答 まず、自分が「出産後のうつ病」に罹っている事を認識する必要が大事です。

出産した母親自身は自分のうつ病症状にはなかなか気が付きにくいものです。
ですので、家族や担当医が注意を払わなければなりません。

うつ病症状が疑われたら同情と理解を示してあげる事が大事です。同時に人に症状が現れている事を認識させ、産後このような症状になる人はたくさんいる事を教えてあげる事によって、恐怖心がなくなります。
パートナーに理解してもらって一緒にこの病気を克服していく事が重要です。
また、家族の思いやり、愛情と忍耐そして常に希望を持った前向きな考えが必要です。

時には心療療法、認識療法またはカウンセリングなどの、専門医からの治療を必要とし抗抑制剤のような薬を必要とする場合もあります。

大抵は治療をされなくてもほとんどの女性は数週間、数ヶ月または1〜2年後に回復すると言われております。完治する期間は個人差によりますが、その期間は家族の協力が必要です。

早めの治療が早めの回復につながりますので本人自身が早く認識する事が一番大事です。

初期段階の予防には以下の方法があります。

1、ハリキリ過ぎないで十分な休養と栄養を取る

2、妊娠時又は、子供が6歳になるまでは引越しはしない。

3、同じ出産時期に知り合った妊婦や赤ちゃんを出生した人達とお友達になる。

4、信頼できる人と共にする。

5、出産時のクラスに夫と一緒に参加する。

6、夫と一緒に居る時間を沢山とる。

7、否定的な思考は止める。

8、助けが必要な時は遠慮しないで求める。

過去にこのような「出産後のうつ病」の経験のある人が、また、同じ症状に懸かると言う意味ではありません。

医師と連絡を取り合い、治療はなるべく早めにするようにしましよう。



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