発熱したお子さんの対応について

発熱は日常子供によくみられる症状です。発熱は感染に対するからだの正常な反応で、感染症と戦うために体の免疫システムを働かせる役割を果たします。

発熱とは次のように定義されます。

口腔内温度>37.5℃

脇下の温度>37.3℃

直腸内または耳内温度>38℃

通常の発熱(37.8から40℃)は、たいていウイルスもしくは細菌感染によって引き起こされます。これらは本質的に有害ではありません。

しかしながら高熱(通常40℃以上)に伴って、特に6ヶ月から5才の子供においては熱性痙攣が起こり得ます。

そこで、もしお子さんが熱を出したら何をすべきでしょうか。

お子さんを熱がこもらないよう薄着にしてください。

ほどよく冷たいさっぱりした飲み物を与えます。

体温が38.5℃以上の場合はお子さんを拭います。洗面器にぬるま湯と2?3枚の薄いタオルまたは手ぬぐいを準備してください。お子さんの衣服を脱がせ、あなたの膝の上に乗せます。リラックスさせるために玩具を与えておいてもいいでしょう。胸、胴、腕、脚および顔をゆっくりなでるように、ぬれたタオルまたは手ぬぐいで拭ってください。頭部についても同様にしてください。その間ずっとぬれタオルを身体の上にかけたままにしておきます。これを約15?20分続けます。その後、髪の毛および身体を乾いたタオルで拭いて、うすく服を着せてください。約30分後に体温を再度チェックしてください。

お子さんが震えているか、寒さを感じている場合は、軽いタオルケットを与えてください。

以下のような場合、直ちに医師に相談してください。

まだ生後2か月以下の時。

40℃以上の発熱の時。

おさめようがないほど泣いている時。

ぐったりして起きない時。

首がかたくなり曲がらない時。

皮膚に紫斑がある時。

呼吸困難がある時。

ものをのみ込むことができないかあるいはよだれを垂らしたままの時。

とても具合が悪そうに見える時。

悪寒戦慄を伴った熱の時。

唇や手指が青くなった時。

重症の細菌感染症の既往歴を持っている時。

熱性痙攣の時。

以下のような場合、通常の外来を受診してください。

熱が3日以上続いた時。

24時間以上、粘り気のある黄色の鼻水や目脂が続いた時。

鼻の下がただれたり、かさぶたになった時。

耳やほお骨のあたりの痛みがある時。

吐いたとき。

排尿時痛がある時。

喉が痛くなった時。

首のリンパ節が痛い時。

発疹が出た時。

息切れを伴った胸でする咳が出る時。

最後に、最近は生後2か月以上のお子さんに使える様々な解熱剤があります。

しかしながら、その前にラベルを注意深く読み、用法用量を守ることは重要です。坐薬は医師の指示があった場合のみに与えられるべきです。

日本人会診療所

Dr Yap Ai Lin

大西洋一訳

 

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