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2020.05.18

新型コロナウイルス(COVID-19 )について 7

 

 新型コロナウイルス(COVID-19 )について 7

 シンガポールでは、サーキットブレーカーが続いています。現時点においては、特効薬やワクチンはないので、人と人との接触を避けること、つまりサーキットブレーカーがこの感染の広まりを抑える最も有効な手段となります。そして、それを厳密に行うほど効果は高まり、より早く感染を収められることにつながり、結果、その分サーキットブレーカーの解除も早くなりますので、皆様のご協力とご理解をお願い申し上げます。

5月8日の保健省の発表によれば、現時点で、コロナウイルス感染疑い例となるのは以下のような場合です。

a)市中肺炎(発熱および咳、痰、呼吸が苦しいなど)を疑う症状のある方

b)発熱の有無に関わらず、呼吸器症状(咳、咽頭痛、鼻汁、無嗅覚症など)がある方で、そうした症状が現れる時点より前14日以内に以下のいずれかが当てはまる方

  • 海外(シンガポール国外)に滞在歴のある方
  • COVID-19感染者と濃厚接触があった方
  • 外国人労働者の寄宿舎に滞在していた方
  • COVID-19感染者と接触する可能性の高い職場や環境にいる方

 c)4日以上長引く発熱(37.5度以上)と呼吸器症状のある方で、回復傾向にない方

 風邪の様な症状がある方は、受診前に必ず、お電話にてご連絡ください。上記に該当し、重症と思われる場合には、直接ご自宅に救急車を向かわせる手続きをとらせて頂くこともあります。ご自身で救急車995を呼ぶこともできます。

 そこまで重症ではない場合で、感染が強く疑われる場合には、近くの PHPC (Public Health Preparedness Clinic)またはPolyclinic(政府系大病院の出先外来クリニック、国内に20か所ほどあり)を直接、受診して頂くことをお勧めします。PHPCは、シンガポール保健省 MOH(Ministry of Health) https://www.moh.gov.sg/covid-19のホームページ、PolyclinicのリストはHospital.SGなどのホームページhttp://www.hospitals.sg/polyclinicsからそれぞれ検索することができます。

 当院を受診して頂いた場合でも、上記に該当する場合は、受診後、政府の指定医療機関で検査、受診をして頂くことなりますので予めご了承下さい。(当院ではコロナウイルスの検査はできません)

 また、上記に該当しない方でも、風邪の様な症状がある場合には、受診前に必ず、お電話にてご連絡ください。相応の準備をして診察をいたします。これは、上記症状に合致していなくても、コロナウイルスの感染を完全には否定しきれないからです。風邪の様な症状を確認した場合には、政府から5日間のMC (Medical Certificate)を発行するよう指示を受けております。MCが発行されましたら、医療機関へ行く以外の外出は認められなくなりますが、これは感染の拡大を抑えるために個人レベルでできる協力と考えて、ご理解いただけましたら幸いでざいます。尚、この規定に違反しますと、1万ドル以下の罰金または6か月以下の禁固、またはその両方が科せられることになりますので、ご注意下さい。

 誰しもストレスが高まっていますが、皆でサーキットブレーカーに協力することが、このストレスや不便さから早く逃れる唯一の方法です。皆で力を合わせて、この事態を収拾していきましょう。

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