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風疹ワクチンについて


 風疹は、おたふく風邪や水ぼうそうのように、ウイルス性の感染症です。子供を中心にかかりますが、もちろん大人もかかる可能性があります。風疹は、小さな子供がかかっても命にかかわることは少ない病気です。しかし妊娠中の女性が感染した場合は、お腹の子供に先天性風疹症候群が起きる事が知られています。先天性風疹症候群になると、お腹の子供に先天性の白内障、心臓疾患、難聴が発生します。

 日本ではこの先天性風疹症候群を防ぐため1977年から風疹ワクチンの接種を開始しました。1994年までは中学生の女子だけを対象に予防接種が行われていましたが、風疹の流行自体を抑えることが必要と考え直され1995年からは1歳?7歳の男女両方への接種に切り替えられました。そしてこの制度改正時にワクチン接種をしていない小中学生が現れてしまいました。現在16歳から24歳ぐらいにあたる人達の中にはこのような方がいます。この年代の人達の風疹ワクチン接種率は半数以下であることが知られています。

 この年代にあたる女性の方は是非母子手帳を見返してみて下さい。また心配であれば風疹の抗体をチェックして、妊娠前に風疹ワクチン接種をすませる様にして下さい。

日本人会診療所

吉田泰司




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